

最近では冷凍保存食の流通により季節を問わず食することができますが、旬はなんと言っても夏。
一年中食べられる野菜が多い中で、生の枝豆は夏でなければ味わえない数少ない野菜なのです。
草加の枝豆は昭和30年代から本格的に栽培され始め、現在も市内全域で盛んに生産されています。特長である「甘みのある味の良さ」は草加の土壌が枝豆栽培に適しているから。葉・枝付きのまま束ねて販売するのも、草加の枝豆が新鮮だからこそできるワザなのです。
露地物が出回り始める7月上旬は人気があり、出荷もピークを迎えます。収穫は9月上旬まで。
そもそも枝豆とは一体何なのかご存じですか?
実は枝豆は大豆がまだ若い、緑色のうちに収穫したものなのです。
大豆は中国北部を原産地とするマメ科の植物で、朝鮮半島を通って日本にやってきたと考えられています。江戸時代には枝豆として庶民に定着した、歴史の古い作物なのです。
大豆ならどれも枝豆として食べられますが、現在では枝豆専用として100種類以上の品種が開発されています。
| 出荷時期 |
5月中旬〜9月上旬 |
| 栽培面積 |
62ha |
| 出荷量 |
677t(埼玉県内1位) |
| 栽培農家数 |
321戸 |
| (平成13年度調査) |
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くわいは主に煮食用として供されています。小さな球形から先のとがった芽が伸びている姿から「芽が出る」と、昔から縁起をかつぐものとして、おめでたい席での料理に使用されています。特に、正月のおせち料理の食材として珍重されている野菜です。
草加のくわいは金明町を中心に綾瀬川周辺で多く栽培されています。レンコンと同様に生育期間を通して水が必要となるため、水の便が良く、肥沃な粘質土壌の深い湿田が、くわい栽培に適しているのです。
くわいの品種には、在来種で塊茎(かいけい)の色沢の青い物(青くわい)と、白みをおびた物(白くわい)があり、草加では青くわいが栽培されています。独特のほろ苦さ、ホクホクした食感が持ち味で、12月から1月にかけて出荷のピークを迎えます。

くわいはオモダカ科の水性植物で、野菜として栽培しているのは日本と原産地の中国だけです。日本には奈良時代に中国から伝来したといわれています。
くわいの名前は、地上に出ている葉と茎が農具の鍬(くわ)に似ていることから「鍬芋」が訛ったと言われています。
また、くわいは漢字で「慈姑」と書きますが、一つの根にたくさんの子がつくその姿が、子供を慈しみつつ哺乳する母(姑)のように見えることから付けられたと言われています。

| 出荷時期 |
12月〜1月頃 |
| 栽培面積 |
94a |
| 出荷量 |
10t |
| 栽培農家数 |
5戸 |
| (平成14年度調査) |
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現在ではいろいろな栽培方法により一年中出荷されている小松菜ですが、「冬菜」「雪菜」という美しい別名を持つこの野菜は、冬に収穫最盛期を迎える緑黄色野菜の代表選手です。
小松菜は以前、お雑煮に用いられることが多く、季節ものとして扱われていましたが、近年はほうれん草などの代わりとして需要が高まり、一年を通して出荷されるようになりました。草加でも早くからハウス栽培を取り入れ、露地栽培とあわせて一年中安定した栽培が行われています。
小松菜はあまり日持ちの良くない野菜ですから、消費地に近い草加の立地条件は小松菜にぴったり。野菜の鮮度を落とすことなく食卓へ届けることができるので大変好まれます。
冬場の小松菜は葉肉が厚く、あくが抜けて柔らかくなり、甘みが出ておいしさを増します。
小松菜は東京の小松川地区(現在の江戸川区)を中心にたくさん栽培されていたことから、 江戸時代に将軍「綱吉」が命名したと言われています。小松菜と命名される以前は、「冬菜」「雪菜」「ウグイス菜」「葛西菜」などと呼ばれていたそうです。
栄養的な特徴ではカルシウムが非常に多く、ほうれん草の約5倍も含んでいます。この他、β‐カロチン、ビタミンCも多く含まれ、かぜやインフルエンザ、「がん」の予防効果もあるすぐれものなのです。

| 出荷時期 |
1年中 |
| 栽培面積 |
22ha |
| 出荷量 |
367t |
| 栽培農家数 |
262戸 |
| (平成14年度調査) |
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